4月、サムスン電子器興事業場の野外で集会を開いている全スン労労組合員の姿 (Photo = 全スン労ユーチューブチャンネル)

(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = サムスン電子労使間の出会いが18日ぶりに再開される。19日、業界によると、サムスン電子の労使は同日午後、交渉委員間の3対3の対話を行う。

サムスン電子側は前日、全国サムスン電子労働組合(以下、全スン労)側に「ストライキ状況が早く解決されることを希望し、条件のない対話再開を提案する」という公文書を送った。

全スン労が16日、サムスン電子側に対話再開公文書を発送したことに伴うものだ。全スン労が送った公文書には「19日までに賃金交渉に応じない場合には今よりさらに生産支障が避けられない」という内容が含まれていると把握される。

全スン労は会社側と合意がなされない場合、22日器興(キフン)事業場で集会を開くなど全面ストライキを継続する方針だ。また、サムスン電子イ·ジェヨン会長の自宅近くで、団体行動案も検討しているものと把握される。

全スン労は組合員基本金3.5%引き上げ、成果金(OPI)制度改善、労組創立休暇1日保障、ストライキにともなう経済的損失補償などを要求している。

ただ、ストライキの参加規模が数千人から最近100人余りの規模に減った上、会社側の代替人材の投入や半導体工程の自動化などの影響で、実質的な生産損失はないことが確認される。

By Min-jung Kim(alswjd5176@nspna.com) and Jeonghwa Choi(choijh@nspna.com)

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