[韓国を代表する祭り]”晋州シルク博覧会(실크 박람회)”流灯祭りと共に世界に広げる晋州の魅力(8)

[경남=NSP통신] 와카나 인턴기자 = 晋州南江流灯祭り(진주남강유등축제)といえば、美しい色彩の流灯で知られていますが、今回はもう一つの魅力である、“晋州シルク博覧会(진주실크박람회)2012”のご紹介をしたいと思います。

シルク世界5大名産地の一つとして知られている晋州は、100年の伝統と歴史を持ち、その品質の高さで知られています。

晋州シルク博覧会 2012は、晋州シルクの良さをアピールするために、晋州市が主催し、1997年より30社あまりのシルク生産社の協賛ブランド“シルクアン”を中心とした、シルク研究員などの協力のもとで、1日から10日まで開催されています。

[ジョン・ギジン 慶南 晋州市 チルアム洞]

[Q.晋州シルク博覧会の特徴は?

A.晋州シルクの魅力について感じたことは、 シルクが多目的に使えることもそうですが、特に色彩がとても美しいことに感動しました。南江(남강)の水がとても合っていると聞きました。

この地域の水を使うことでがとても美しい色が染め上がり、また韓国のシルク生産量に80%が晋州で生産されたといわれています。]

去る2日、博覧会ではイ・チャンフィ晋州市長をはじめとする、シルク業界に携わる方々や一般市民300人あまりが参加するなか、シルク・デザインコンテストの優秀作品授賞式が行われました。

またこの展示会は、 “企業館”・“実演館”・“ 体験館”などの大きな3つのコンセプトのもとで行われています。

“企業館”では、シルク製品の展示販売が行われ、スーツや韓国の民族衣装など、様々なシルク製品やファッションスタイルを見ることができます。

なかでも2012年のシルク・デザインコンテスト受賞者の作品展示会は、来訪客の注目を集めています。

また “実演館”・“ 体験館”では“天然染め付け”の試演や、繭を利用した人形作りなど、来訪客が直接参加できるコーナーも設置されました。

南江野外展示会場で開かれた晋州シルクデザインコンテスト2012 優秀者 授賞式(写真=晋州市財団)

日本の強制占領時代が始まった1910年以降、‘絹織機’が入って来たことにより、絹織り技術は飛躍的に向上し、近代的な工場が立ち並びました。

地質と気候に恵まれた晋州は、1988年に絹織研究所が設立され、その後も関連会社や大学、地方団体の協力により、晋州はシルク産業の中心地として定着しました。

[ジェニファー・フューズ/米国 カリフォルニア]

[Q.晋州シルク祭りはどうですか?

A.本当に素敵です。これらを結婚する時や家族への贈り物としてよいと思います。シルクが本当に美しいです。]

この博覧会は、韓国最大級の祭りである、“晋州南江流灯祭り(진주남강유등축제)”の経済効果、集客効果を享受し、全世界へ晋州シルクの良さをアピールする絶好のチャンスとして期待が集められています。

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イ・チャンフィ晋州市長が博覧会会場を見学(写真=晋州市財団)

와카나 NSP통신 인턴기자, wakana@nspna.com
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