SKエネルギーが新規投資した専用タンクや配管を通じて移送したバイオ原料で、コプロセッシング方式の持続可能な航空油(SAF)の連続生産が可能な設備の全景 (Photo = SKイノベーション)

(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = SKエネルギーが持続可能な航空油(SAF)専用生産ラインを構築し、来月から量産に突入する。廃食用油や動物性脂肪などのバイオ原料を投入し、SAFをはじめ低炭素製品を生産する計画だ。

SKエネルギーは、コプロセッシング方式のSAF専用生産ラインを備え、来月から商業生産に入る。

SKエネルギーが今回備えたコプロセッシング方式のSAF専用生産ラインは、従来の石油製品生産工程に石油原料とともにバイオ原料を同時に入れて石油製品と低炭素製品を生産する方式だ。バイオ原料貯蔵タンクに長さ5キロの専用配管を設置し、常時バイオ原料を石油製品の生産工程に投入できるようにした。これに伴い、連続的なSAF生産が可能だ。

SKエネルギーは来年初めから大韓航空の旅客機にSAFを供給する予定だ。今後、SAF需要が増えるだけに、SKエネルギーはコプロセッシング方式でSAFを連続生産するものの、市場状況に応じてSAF専用生産設備の導入も検討している。

By Min-jung Kim(alswjd5176@nspna.com) and Jeonghwa Choi(choijh@nspna.com)

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