サムスン電子京畿道華城ファウンドリー工場の全景 (Photo = サムスン電子)

(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = サムスン電子の最大労組である全国サムスン電子労働組合(以下、全サム労)が8日、ストライキに踏み切った。

全サム労は同日午前11時から京畿道華城市のサムスン電子華城事業場H1正門前でストライキ決議大会を行った。決議大会には労組推算6540人が参加した。このうち、半導体工程に該当する設備と製造、開発職勤務者は5211人というのが全サム労側の主張だ。

全サム労側は「予想したストライキ人員よりはるかに多い人員が参加した」とし、「特に設備·製造·開発(工程)職群だけで5000人以上の人員が来たので生産支障は無条件に達成されるだろう」と話した。

だが、この日のストライキによる生産支障はないと把握される。サムスン内部事情に詳しいある財界関係者は「全面ストライキがあらかじめ予告されただけにサムスン電子側で生産日程と人材配置などをあらかじめ調整し生産支障がないようにした」として「2次ストライキが起きてもサムスン側があらかじめ対応策を用意し生産支障影響は大きくないだろう」と語った。

全サム労は今年1月から会社側と交渉を行っており、先月7日には年次有給休暇ストライキを行った。全サム労によると、同日午前基準の組合員数は3万657人だ。サムスン電子全体職員(12万5000人)の24%水準だ。

By Min-jung Kim(alswjd5176@nspna.com) and Jeonghwa Choi(choijh@nspna.com)

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