(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = ネット銀行3社が今年第1四半期に全て歴代最大の実績を記録した。銀行圏の最大リスクである香港H指数株価連携証券(ELS)のイシューを避けたうえ、政府で推進した対還貸出インフラで与信が拡大したためだ。中·低信用者貸出関連規制も緩和され延滞率管理にも青信号が灯った。
3日、銀行圏によると、トスバンクは今年第1四半期に148億ウォンの当期純利益を上げた。前年同期280億ウォンの純損失を記録したことから大幅に転換した。カカオバンクは今年第1四半期に1112億ウォン、Kバンクは507億ウォンで、いずれも第1四半期の歴代最大の実績を記録した。
新規顧客の増加傾向も同様に激しい。Kバンクは新規顧客が80万人増え1033万人、カカオバンクは72万人増え2356万人を記録した。ネット銀行の最年少であるトスバンクは986万人を記録し、今年4月には1000万人の顧客を達成した。
このようにネット銀行が好実績を達成したのはタイミングの効果が大きかった。貸還貸出インフラが構築されたことで、担保貸出の中心に与信が急成長し、他の市中銀行の実績を引き下げた香港ELSイシューからも外れたためだ。
貸還貸出インフラが構築された以後、市中銀行からネット銀行に移ってきた不動産担保ローン規模は5722億ウォンで、5大市中銀行(KB国民・新韓・ハナ・ウリィ・NH農協)を合わせたよりも1.8倍多かった。
By Min-jung Kim(alswjd5176@nspna.com) and Soo-in Kang(sink606@nspna.com)
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