(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = LG電子は、AIベースの自動運転サービスロボットのスタートアップである「ベアロボティクス(Bear Robotics)」に6000万ドル(800億ウォン規模)を投資し、ベア・ロボティクスの持分を取得する新株買収契約を締結した。
今回の持分投資は、事業ポートフォリオの高度化の観点から進める戦略的投資の一環だ。株式売買取引が終結すれば、LG電子は単一株主基準でベア・ロボティクスの最大持分保有者になる。
ベア・ロボティクスは2017年に設立された。グーグルソフトウェアエンジニアのテックリードとして勤務したハ・ジョンウ代表が率いている。AIベースの自動運転室内配送ロボットを前面に出し、韓国はもちろん米国、日本などでサービスを提供する。
今回の持分投資と関連してチョ・ジュワンCEOは今年初め、米ラスベガスで開かれたCES2024記者懇談会で「LG電子の商業用ロボット事業は主に配送と物流などサービス領域に集中しており、持分投資や買収合併(M&A)の可能性を拓き発展方向を注意深く見ている」と明らかにした。
LG電子は商業用ロボットのパラダイムがAI基盤のソフトウェア中心ロボット(SDR:Software Defined Robotics)に転換されるものと見ている。
By Min-jung Kim(alswjd5176@nspna.com) and Bok-hyun Lee(bhlee2016@nspna.com)
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