液浸冷却システムにサーバーを浸す様子 (Photo = サムスン物産)

(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = サムスン物産建設部門(以下、サムスン物産)が韓国内冷却技術専門企業であるデイタービン(DATABEAN)と協業し、データセンターの核心インフラ設備である次世代冷却システムを自主開発し、商用化に乗り出す計画だ。

サムスン物産が今回開発した冷却システムは、電気が通じない非伝導性液体にサーバーを直接浸けて熱を冷ます液浸冷却方式だ。

サムスン物産は国産化した技術でグローバル標準OCP(Open Compute Project、グローバル関連企業が確立したデータセンター標準)に符合する結果を確保しながら商用化にも速度を上げるものと期待されている。

従来の空冷式と比べて電力消費量が80%近く減ったことが確認され、特に電力効率指数1.02を記録して最高水準を記録した。

サムスン物産とデイタービンは、液浸冷却関連のグローバル市場拡大のため、韓国内外で共同で特許出願中であり、すでに韓国内で1件は登録済みだ。

By Min-jung Kim(alswjd5176@nspna.com) and Eun-tae Kang(keepwatch@nspna.com)

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