(= サムスン電子)

(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = サムスン電子と現代自動車が車載インフォテインメント分野で初めての協力を開始する。

サムスン電子は現代自動車の車両にプレミアムインフォテインメント(IVI、In-Vehicle Infotainment)用プロセッサーである「エクシノスオート(Exynos Auto)V920」を供給する。両社は2025年の供給を目標に協力する予定だ。

今回の製品はArmの最新中央処理装置(CPU、Central Processing Unit)10個が搭載されたデカコア(Deca Core)プロセッサーで、従来比CPU性能が約1.7倍向上した。

また、高性能・低電力のLPDDR5を支援し、最大6個の高画素ディスプレイと12個のカメラセンサーを迅速かつ効率的に制御することができる。

サムスン電子は最新グラフィック技術基盤の次世代グラフィック処理装置(GPU、Graphics Processing Unit)も搭載し、以前に比べて最大2倍速くなったグラフィック処理性能を提供する。

サムスン電子はエクシノスオートV920に最新の演算コアを適用し、ニューラルネットワーク処理装置(NPU、Neural Processing Unit)性能も約2.7倍強化した。ドライバーの音声を認識して状態を感知するドライバーモニタリング機能はもちろん、周辺を素早く把握し、ユーザーにより安全な走行環境を提供する。

この他、エクシノスオートV920は、車両用システムの安全基準であるエイシル-B(ASIL、Automotive Safety Integrity Level)を支援し、車両運行中に発生可能なシステム誤作動を防止するなど高い安定性を提供する。

By Min-jung Kim(alswjd5176@nspna.com) and Bok-hyun Lee(bhlee2016@nspna.com)

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